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過去と未来、そして転職_その1

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大工だった祖父が生きていた小・中学生の頃は、建設現場に付いてゆき、大好きな材木の匂いを胸いっぱいに吸い込んでいました。
油やコンクリート、砕石や墨、大工道具の金物や、職人の汗と木屑などが付いた笑顔が今でも鮮明に思い出されます。
小学生ゆえに遊びながら少しだけ手伝った(邪魔をした?)り、一緒になってお茶を飲んだり、隠れて墨付けの真似(邪魔)をしてみたり…
今の自分の基礎となっているはずでした。

高校になり、進路を決める時、私は音楽にしか夢中になっておらず、仕事とか進路とか何も考えれなくてとりあえず音楽に関われればいいやと、音楽雑誌の編集者を目指し専門学校へ入学しました。
その時、親族には消防署長が2人、学校の先生が数名、商工会会長や建築関係者数名などがおり、みなさんが私の進路の相談をしてくれました。

 

けれど全部無下にしました。
本当にバカでしたね。

 

まぁでも正直に言うと、全く後悔はしていません。
だってそこへ行っていたら今の家庭は築けなかったのですから。

 

そこは置いておいて先ほどの続き。
高校を卒業し、専門学校へ入学したのですが…一年目の途中で講師に言い渡されます。

 

「編集者コースはなくなりました。」

 

…はぁ!?

なんだそれ?ってなりますよね。入学金を払って勉強し、少したったらやめるなんて…
もうムカついたのと悲しいのと虚しいのでサボる日が続きました。
毎日毎日アパートでゴロゴロ。布団かぶって寝てばっか。ただただ時間が過ぎるのを音楽を聴きながら過ごす日々。

 

 

でも、気づきましたよ。さすがの私でも。
このままじゃ一番無駄になると。一番親を悲しませると。

で、飛び込んだのが「デザイナーコース」。
正直デザインの「デ」の字もわからなかったのですが、専門学校の親友がそこを目指していたので付いてゆきました。

Mac? イラストレーター? 画像? JPEG? え?
デザインて何すんの?ポスターとかああゆうの?絵画?アートと違うん?

よく行く気になったなぁと思います(笑)
でもまあ、とりあえずMacとは何かわからずとも、ブラインドタッチからソフトの使い方を勉強。猛勉強。
少しだけ掴めて来たところで卒業がやってきました…

その2」へつづく

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  1. 2018年 10月 09日
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